矯正歯科は歯並びを綺麗に整え、審美性だけを追求する治療だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、矯正治療は審美性だけのための治療では決してありません。
矯正歯科は、歯並びと咬み合わせのバランスを整え機能性の高い口腔内に導く目的もあります。歯並びが悪いと、食べカスが溜まりやすかったり、歯磨きがしずらいなどの問題があり虫歯へのリスクが高まります。また咬み合わせが悪いと歯や歯茎に負担がかかり、歯周病を引き起こす原因にもなりかねません。そのため、メンテナンスしやすくいつまでも快適な口内環境を保つためにも矯正治療は必要となってくるのです。
そのため北米の多くの国では、19歳までの矯正歯科治療は全額公費負担で、スウェーデンでは学童の約30%がその恩恵を受けています。虫歯防止の進んだ国では、むしろ矯正歯科が小児歯科では最も一般的な治療になっています。当院では皆様に不正咬合について正しい知識を伝え、矯正歯科分野に関係する総合歯科治療を行うことは一段と質の高い歯科医療を行うことにつながると考えております。
歯並びや咬み合わせが悪いのをそのままにしておくと…。
当院の矯正治療の特長
不幸なことに矯正治療後に顎関節症になってしまったという患者さんが数多くいらしゃいます。矯正治療開始時点で、歯並びも顎関節の位置もバラバラでは治療のゴールが見つかりません。
したがって当院では、顎関節に問題を抱える患者さんの矯正治療に対しては、まず顎関節の問題をある程度解決してから(顆頭安定位からの矯正治療)、矯正治療の開始となります。
矯正治療の流れ
矯正歯科治療は多くの場合、長期間の治療となります。そのため当院ではコミュニケーションを大切にし、治療の過程において常に分かりやすく丁寧な説明を心がけ、患者さんと二人三脚で治療を進めていきたいと思っております。もし、治療に関するご不安やお悩みがありましたらお気軽にご相談下さい。
矯正歯科提携ドクターについて
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当院の矯正歯科では、患者さんに最良の治療を提供できるよう矯正専門医と提携を結び、歯並び、噛み合わせ、顎関節等様々な専門的な観点から、質の高い治療に努めております。
提携している矯正歯科専門医は、「田中矯正歯科医院」の田中 勝治院長です。詳しい情報は「スタッフ紹介」ページをご覧ください。
田中勝治氏 著書:
幸運の女神は「歯」に宿る!―歯医者さんが教えるプラス思考の審美法 |
患者さんの転勤等におけるフォロー体制
転勤等により治療中に通院出来なくなった患者さんには転居先に最も近い提携医院を紹介しております。その後の矯正治療が円滑に進行するように手配をさせて頂きます。転居の可能性がある場合にはあらかじめお知らせ願います。